【2026年完全版】キッチンカー開業の始め方|資金・許可・成功のコツを専門店が徹底解説
「キッチンカーで開業したいけど、何から始めればいいかわからない…」
「開業資金はいくら必要?営業許可はどう取るの?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
キッチンカー(移動販売車)は、固定店舗と比べて低コストで開業できるビジネスモデルとして、近年ますます注目を集めています。テイクアウト需要の拡大、イベントやオフィス街での出店機会の増加により、キッチンカー市場は右肩上がりで成長を続けています。
この記事では、神奈川県初のキッチンカー専門店Peak Hillsが、キッチンカー開業に必要な資金・資格・許可から、失敗しないためのポイントまで、2025年最新情報に基づいて徹底解説します。

キッチンカーの製作・販売をはじめ、自身で移動販売をしてきた経験から、開業を考えている皆様が参考にできる情報をお届けします!少しばかりお付き合いください!
この記事でわかること
- キッチンカー開業に必要な資金と内訳(250万〜500万円の詳細)
- 保健所の営業許可を取得する具体的な手順
- キッチンカー開業のメリット・デメリット
- 失敗しないための7つの成功ポイント
- 開業までの具体的なステップと準備期間
1. キッチンカー(移動販売車)とは?基礎知識を押さえよう
1-1. キッチンカーの定義と種類
キッチンカー(フードトラック)とは、車内に調理設備を備え、移動しながら食品を調理・販売できる自動車のことです。固定店舗を持たずに営業できるため、初期費用を抑えながら飲食ビジネスを始められる点が最大の魅力です。
キッチンカーには主に以下の種類があります:
- 軽バンタイプ:軽自動車ベースで小回りが利き、維持費が安い。初期費用を抑えたい方向け
- 軽トラックタイプ:荷台部分を改造して調理スペースを確保。作業スペースが広く人気
- 1tトラックタイプ:本格的な調理設備を搭載可能。メニューの幅が広がる
- バンコンバージョン(ハイエースなど):大容量で多様なメニューに対応可能
1-2. 2025年キッチンカー業界の現状と将来性
東京都保健医療局の調査によると、移動販売車の登録台数は増加傾向にあります。コロナ禍以降、テイクアウト需要が定着し、オフィス街や住宅地でのランチ需要も高まっています。
実際に横浜市でキッチンカーを営業されている当社のお客様によると、「昨年あたりは廃業が多かったが、今年は増えていると感じる」とのことでした。中古のキッチンカーが市場に出回るようになり、参入コストが下がっているのが要因の一つではないかと推測されます。
イベントの多くにはキッチンカーが出店しており、キッチンカー80台が集まるイベント(茅ケ崎キッチンカーNo.1グランプリなど)が開催されるなど、キッチンカー需要は高止まりしていると感じます。
また、高齢化社会における「買い物難民」への食料品提供や、災害時の食事支援など、社会的なニーズも高まっており、今後もキッチンカー市場は成長が見込まれます。
2. キッチンカー開業のメリット7選
2-1. 初期費用・ランニングコストを抑えられる
固定店舗の開業には一般的に1,000万円~1,500万円の費用がかかりますが、キッチンカーなら250万円~500万円程度で開業可能です。店舗の内装工事費や敷金・礼金が不要なため、大幅にコストを削減できます。
また、毎月の家賃がかからないため、固定費を抑えた経営が可能です。売上が少ない月でも経営を圧迫しにくい点は大きなメリットです。
2-2. 短期間で開業できる
固定店舗では物件探しから内装工事まで約1年かかることもありますが、キッチンカーなら早ければ2~3ヶ月程度で開業できます。車両の準備と営業許可の取得が済めば、すぐに営業を開始できます。
2-3. 好きな場所で営業できる
人が集まる場所を選んで出店できるのがキッチンカーの強みです。オフィス街のランチタイム、週末のイベント会場、公園など、需要のある場所に移動して販売できます。
立地選びに失敗しても、場所を変えて再挑戦できる柔軟性があります。
2-4. 人件費を抑えられる
キッチンカーは限られたスペースで運営するため、多くの場合1~2人で運営可能です。オーナー自身が調理・販売・接客をこなすケースが多く、人件費を大幅に削減できます。
2-5. メニューの変更が容易
固定店舗と違い、季節やトレンド、出店場所に合わせてメニューを柔軟に変更できます。夏はかき氷、冬はホットドリンクなど、需要に応じた商品展開が可能です。
2-6. お客様との距離が近い
対面販売のキッチンカーでは、お客様と直接コミュニケーションを取りながら商品を提供できます。リアルな反応やフィードバックをすぐに得られるため、商品改善やファン獲得につながりやすいです。
2-7. 副業からスタートできる
週末だけ、平日の夜だけなど、本業を持ちながら副業としてキッチンカーを運営することも可能です。リスクを抑えながら飲食ビジネスにチャレンジできます。
3. キッチンカー開業に必要な資金|内訳と相場を徹底解説
3-1. 開業資金の総額目安
キッチンカー開業に必要な初期費用は、250万円~500万円が目安です。車両の種類や設備のグレードによって大きく変動します。
3-2. 開業資金の内訳
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
| 車両購入・製作費 | 150万〜350万円 | 最大の費用。中古か新車かで変動 |
| 厨房設備費 | 30万〜80万円 | 冷蔵庫、コンロ、シンク等 |
| 外装・看板費 | 10万〜30万円 | ラッピング、看板、のぼり等 |
| 許認可取得費 | 3万〜5万円 | 食品衛生責任者、営業許可 |
| 備品・消耗品費 | 5万〜20万円 | 調理器具、容器、販促品等 |
| 保険料 | 10万〜15万円/年 | 自動車保険、PL保険等 |
| 運転資金 | 30万〜50万円 | 開業後3ヶ月分目安 |
| 合計 | 250万〜500万円 | 条件により変動 |
車両購入・製作費(150万~350万円)
最も大きな費用がかかるのが車両です。中古車をベースにした改造なら150万円程度から、新車でフルカスタムする場合は300万円以上かかることもあります。
【Peak Hillsのポイント】当社では中古キッチンカーの販売から新車製作まで対応しています。予算とメニューに合わせた最適な車両をご提案いたします。
厨房設備費(15万~50万円)
提供するメニューによって必要な設備は異なります。
- 冷蔵庫・冷凍庫:5万〜25万円
- コンロ・フライヤー:3万〜10万円
- シンク(2槽式):3万〜5万円
- 給排水タンク:0.5万〜2万円
許認可取得費(3万~5万円)
保健所での営業許可申請に1万5千円~2万円程度、食品衛生責任者資格の講習に約1万円がかかります。複数の地域で営業する場合は、それぞれの保健所で許可を取得する必要があります。
運転資金(30万~50万円)
開業後すぐに安定した売上が見込めるとは限りません。最低3ヶ月分の運転資金(食材費、燃料費、出店料など)を確保しておくことをおすすめします。
3-3. 資金調達の方法
開業資金の調達方法として、以下の選択肢があります:
- 自己資金:最もリスクが低い方法。可能な限り自己資金を準備しましょう
- 日本政策金融公庫:創業融資に積極的で、低金利で融資を受けられる可能性があります
- 銀行・信用金庫:事業計画書をしっかり作成すれば融資の可能性があります
- 補助金・助成金:小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金など活用できる場合があります
4. キッチンカー開業に必要な資格と営業許可
4-1. 必ず必要な資格:食品衛生責任者
キッチンカーで食品を取り扱うには、食品衛生責任者の資格が必須です。
- 取得方法:各都道府県の食品衛生協会が開催する講習会を受講(1日で取得可能)
- 費用:約1万円
- 免除条件:調理師、栄養士、製菓衛生師などの資格保有者は講習免除
4-2. 保健所の営業許可(飲食店営業許可)
キッチンカーで営業するには、出店する地域を管轄する保健所での営業許可が必要です。2021年6月の食品衛生法改正により、許可の種類が「飲食店営業」に一本化されました。
【重要】営業許可は出店地域ごとに必要です。東京都では都内一円で有効ですが、神奈川県では一部地域ごとに取得が必要な場合があります。必ず事前に管轄保健所に確認しましょう。
4-3. 営業許可取得の流れ
- 事前相談:保健所に設備の設計図を持参し、基準を満たしているか確認
- キッチンカー製作:保健所基準を満たした設備を搭載した車両を製作
- 書類準備:営業許可申請書、設備配置図、食品衛生責任者資格証明書、車検証写しなど
- 申請・検査:保健所にキッチンカーを持ち込み、実地検査を受ける
- 許可証交付:検査合格後、営業許可証が発行される(有効期限5年)
4-4. 営業許可に必要な設備要件
保健所の検査でチェックされる主な設備要件:
- 給排水タンク:40L、80L、200Lの3種類があり、容量によって提供できる品目が変わります
- シンク:手洗い専用と調理器具洗浄用の2槽式が基本
- 換気設備:調理による煙や熱気を排出する設備
- 運転席との区画:運転スペースと調理スペースを区切る仕切り
- 冷蔵設備:食材を適切な温度で保管する設備
【Peak Hillsのサポート】当社のキッチンカーは保健所の基準を満たした設備を標準装備。営業許可取得までサポートいたします。
5. キッチンカー開業までの7ステップ
Step 1. コンセプト・事業計画を立てる
開業の第一歩は、何を・誰に・どこで売るかを明確にすることです。
- 提供メニュー:得意料理、市場ニーズ、利益率を考慮
- ターゲット:会社員、ファミリー、イベント客など
- 出店場所:オフィス街、住宅地、イベント会場など
- 売上目標:月間売上、客単価、販売数の目標設定
事業計画書は融資を受ける際にも必要になるため、しっかりと作成しましょう。
当社は出店場所のご紹介も行っておりますので、計画を立てる時点でご相談可能です!
Step 2. 資金計画を立てる
開業資金と運転資金を計算し、資金調達方法を検討します。自己資金でまかなえない場合は、融資や補助金の活用を検討しましょう。
車両に費用をかけすぎて運転資金が不足するのは失敗の典型パターンです。必ず余裕を持った資金計画を立てましょう。
Step 3. メニュー開発
キッチンカーで成功しやすいメニューの特徴:
- シンプルで調理時間が短い(回転率重視)
- テイクアウトしやすい形態
- 視覚的なインパクトがある(SNS映え)
- 原価率を抑えやすい(30〜35%が目安)
人気メニューの例:カレー、唐揚げ、クレープ、タピオカ、タコライス、ケバブなど
Step 4. キッチンカーの準備
キッチンカーの入手方法は主に4つ:
- 新車を製作:理想の設備・デザインを実現できるが費用は高め
- 中古キッチンカーを購入:費用を抑えられるが、状態の確認が重要
- 既存車両を改造:愛着のある車をキッチンカーに改造
- レンタル・リース:初期費用を抑えたい方、まず試してみたい方向け
Step 5. 営業許可の取得
食品衛生責任者の資格を取得し、管轄の保健所で営業許可を申請します。車両が完成してから申請することになるため、製作と並行して準備を進めましょう。
Step 6. 出店場所の確保
出店場所の確保は最も重要かつ難しいステップです。開業前から積極的に営業活動を行いましょう。
出店場所の見つけ方:
- キッチンカーマッチングサービス(MELLOW、モビマルなど)を活用
- イベント主催者・商業施設に直接営業
- 先輩オーナーからの紹介
- SNSで情報収集・発信
Step 7. 備品購入・開業準備
調理器具、容器、看板、POPなど必要な備品を購入。オープン前に試作・試運転を行い、オペレーションを確認しましょう。
6. キッチンカー開業で失敗しないための7つのポイント
キッチンカーの1年以内の廃業率は約30%とも言われています。失敗を避けるために、以下のポイントを押さえましょう。
6-1. 車両費用にお金をかけすぎない
理想のキッチンカーを追求するあまり、車両に費用をかけすぎて運転資金が不足するケースが多いです。最初はシンプルな車両でスタートし、軌道に乗ってから設備をグレードアップする方が堅実です。
6-2. 出店場所を開業前から確保する
「車両が完成してから出店場所を探す」では遅すぎます。開業準備と並行して出店場所の営業活動を行いましょう。良い場所は競争が激しいため、早めの行動が重要です。
6-3. コンセプトを明確にする
「何でも屋」になると、お店の特徴が伝わりにくくなります。「〇〇といえばこのお店」と言われるような、明確なコンセプトを持ちましょう。
6-4. 収支計画をしっかり立てる
売上予測だけでなく、原価率、出店料、燃料費、消耗品費などすべての経費を把握しましょう。「売上-仕入れ=利益」という単純な計算では、実際の利益は見えません。
6-5. SNSを活用した集客
固定の住所を持たないキッチンカーは、SNSでの情報発信が生命線です。Instagram、X(Twitter)で出店情報を発信し、フォロワーを増やしましょう。メニューの写真、出店スケジュール、お客様との交流など、こまめに投稿することが大切です。
6-6. 先輩オーナーから学ぶ
独学で始めるよりも、すでに成功しているキッチンカーオーナーから学ぶ方が効率的です。開業セミナーへの参加や、先輩オーナーへのヒアリングを積極的に行いましょう。
6-7. 天候リスクへの対策
屋外営業のキッチンカーは天候の影響を受けやすいです。雨の日の代替出店場所を確保する、季節メニューを用意するなど、天候変化への対応策を考えておきましょう。
7. Peak Hillsのキッチンカー開業サポート
Peak Hillsは、神奈川県初のキッチンカー専門店として、キッチンカー開業を目指す皆様をトータルサポートしています。
7-1. 提供サービス
- キッチンカー製作・販売:お客様のメニュー・予算に合わせたオーダーメイド製作
- 中古キッチンカー販売:状態の良い中古車両を厳選して販売
- 車検・整備:キッチンカー専門の車検サービス(8ナンバー対応)
- 構造変更:既存車両のキッチンカー改造、8ナンバー登録サポート
- レンタル:「まずは試してみたい」方向けのレンタルサービス
- 出店場所紹介:随時、キッチンカー募集情報をご提供
7-2. Peak Hillsが選ばれる理由
- キッチンカーに特化した専門知識と経験
- 保健所基準を熟知した設備設計
- 営業許可取得までの手厚いサポート
- 購入後も安心の車検・メンテナンス対応
- 横浜・神奈川エリアでのネットワーク
まとめ
キッチンカー開業は、固定店舗と比べて低コスト・短期間で始められる魅力的なビジネスです。しかし、しっかりとした準備なしに始めると失敗のリスクも高いのも事実です。
成功のためのポイントをまとめると:
- 明確なコンセプトと事業計画を立てる
- 余裕を持った資金計画を立てる(運転資金を確保)
- 保健所基準を満たしたキッチンカーを準備する
- 出店場所は開業前から確保する
- SNSを活用して集客する
- 専門家のサポートを受ける
Peak Hillsでは、キッチンカー開業を目指す皆様を全力でサポートいたします。「何から始めればいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。
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