【2025年キッチンカー総括】今年人気だったメニューと2026年のトレンド予測

2025年も残りわずかとなりました。今年もキッチンカー業界は大いに盛り上がり、定番メニューの安定した人気に加え、SNS発の新しいトレンドも数多く生まれました。

この記事では、2025年にキッチンカーで特に人気を集めたメニューを振り返るとともに、2026年に注目すべき食のトレンドをキッチンカー目線で予測します。これから開業を考えている方、メニュー刷新を検討中のオーナー様は、ぜひ参考にしてください。

代表 中島

今年も、イベントなどで多くのキッチンカーと出会いました!私も家族も美味しい料理に大満足!キッチンカー事業者のみなさま、ありがとうございました。みなさまは、どんなキッチンカーに出会いましたか?開業するなら、メニューを変更するなら、来年はどんなメニューにしますか?それでは見ていきましょう!

目次

1. 2025年キッチンカー人気メニュー総括

2025年のキッチンカー業界は、コロナ禍を経て完全復活したイベント需要と、オフィス街でのランチ営業の定着により、さらなる成長を遂げました。物価高騰の影響を受けながらも、「外食よりお手頃で、コンビニより特別感がある」というキッチンカーの強みが再評価された一年でした。

メニュートレンドとしては、従来の定番メニューが引き続き強さを見せる一方、韓国グルメやアジアンフードなど「ちょっと珍しいけど馴染みやすい」メニューが存在感を増しました。また、SNS映えを意識したビジュアル重視のメニューや、健康志向に応えるヴィーガン・グルテンフリー対応メニューも注目を集めています。

2. 【定番編】不動の人気を誇るメニューTOP5

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キッチンカーで安定した売上を確保するなら、まずは定番メニューを押さえておくことが重要です。2025年も変わらず人気を集めた5つのメニューをご紹介します。

第1位:クレープ

キッチンカーの王道メニューといえばクレープです。スイーツ系から食事系まで幅広いバリエーションを展開でき、トッピングで客単価アップも狙えます。目の前で焼き上げるライブ感、SNS映えする華やかな見た目、片手で食べ歩きできる手軽さなど、キッチンカーに求められる要素をすべて兼ね備えています。原価率も比較的低く抑えられるため、利益を出しやすいメニューです。

第2位:からあげ

老若男女問わず愛される国民的メニュー。揚げたての香ばしい香りは集客効果抜群で、単品でもお弁当でも展開可能です。下味や衣の配合で差別化しやすく、ご当地からあげや専門店クオリティを打ち出すことで、競合との差をつけることができます。

第3位:たこ焼き

イベント出店の定番として不動の人気を誇ります。調理過程が見える楽しさ、食べ歩きのしやすさ、そして比較的安価な価格設定で購入ハードルが低い点が強みです。ソースやトッピングのバリエーションで、定番ながらもオリジナリティを出すことができます。

第4位:カレーライス

ランチタイムのオフィス街で圧倒的な支持を集めるメニューです。事前の仕込みで準備を整えておけば、提供スピードが速く回転率を上げられます。スパイスカレー、欧風カレー、キーマカレーなど種類も豊富で、トッピング展開で客単価アップも可能です。

第5位:ケバブ

エスニック系の定番として定着したケバブ。回転する肉塊から削ぎ落とすパフォーマンスは視覚的なインパクトがあり、通行人の足を止める効果があります。野菜もたっぷり入れられるためヘルシーなイメージもあり、女性客にも人気です。

3. 【急上昇編】2025年に話題となったメニュー

定番に加えて、2025年に特に注目を集めた急上昇メニューをご紹介します。

10円パン(韓国発スイーツ)

2023年頃から日本に上陸し、2025年も引き続き大人気となった韓国発のスイーツです。10ウォン硬貨の形をしたパンケーキの中にモッツァレラチーズが入っており、外はカリッと中はとろ〜りとした食感が特徴。1個500円程度と手頃な価格で、若年層を中心に爆発的な人気を集めました。

韓国風ホットドッグ(ハットグ)

チーズがたっぷり入った韓国式のホットドッグ。チーズがびよ〜んと伸びる様子がSNS映えすると話題になり、10〜20代の若者を中心に支持を集めました。砂糖をまぶしたりケチャップとマスタードをかけたり、カスタマイズの楽しさも人気の理由です。

フルーツサンド

断面の美しさがSNSで話題となり、スイーツ系キッチンカーの新定番となりました。季節のフルーツを使った限定メニューも展開しやすく、高単価でも売れるプレミアム感があります。ただし、鮮度管理が重要なため、仕込みや保存には注意が必要です。

タコライス

沖縄発祥のソウルフードが全国区の人気メニューに成長。カラフルな見た目、ボリューム感、そしてカフェ風のおしゃれなイメージで、特に女性客から支持を集めています。タコミートの仕込みさえ済ませておけば、提供も簡単です。

ヴィーガンフード・プラントベースメニュー

SDGsや健康志向の高まりを背景に、ヴィーガン対応メニューの需要が増加しました。大豆ミートを使ったからあげやハンバーガー、野菜たっぷりのボウルなど、「罪悪感なく食べられる」メニューが支持を集めています。

アジアンフード(ガパオライス・フォーなど)

タイやベトナムなど東南アジアの料理が身近な存在に。ガパオライス、グリーンカレー、フォーなどは、スパイシーで香り豊かな味わいが日本人の味覚にもマッチし、エスニック好きを中心にファンを獲得しました。

4. 【ジャンル別】人気メニューの傾向

■ランチ系メニュー

オフィス街や商業施設での平日ランチ営業に強いのは、しっかり食事になるメニューです。

  • カレーライス(スパイスカレー、キーマカレー、バターチキンカレーなど)
  • 丼もの(ローストビーフ丼、海鮮丼、からあげ丼など)
  • タコライス・ロコモコ
  • アジアンフード(ガパオライス、カオマンガイなど)
  • ハンバーガー・サンドイッチ

ポイントは「提供スピード」と「満足感」のバランス。ランチタイムは時間との勝負なので、5分以内の提供を目指しましょう。

■軽食・スイーツ系メニュー

イベントや観光地、ショッピングモールなどで人気なのは、食べ歩きしやすい軽食系です。

  • クレープ
  • たこ焼き・お好み焼き
  • からあげ・ポテト
  • 焼き鳥
  • ホットドッグ・ホットサンド
  • ベビーカステラ・焼き菓子
  • かき氷・アイス(夏季限定)

片手で持てること、歩きながら食べられること、服を汚しにくいことがポイントです。

■ドリンク系メニュー

単体での販売はもちろん、フードとのセット販売で客単価アップに貢献します。

  • コーヒー(スペシャルティコーヒー、ラテアートなど)
  • スムージー・フレッシュジュース
  • タピオカドリンク
  • レモネード・フルーツソーダ
  • クラフトビール・カクテル(イベント向け)

ドリンクは原価率が低く利益を出しやすいメニューです。季節に合わせてホット・アイスを切り替えられると、年間を通じて安定した売上が見込めます。

5. 2026年キッチンカートレンド予測

ここからは、2026年に注目すべき食のトレンドをキッチンカー目線で予測します。一般的なグルメトレンド情報をもとに、キッチンカーで提供しやすいメニューをピックアップしました。

【注目トレンド①】ビリヤニ〜スパイスカレーの次はコレ〜

クックパッドの「食トレンド予測2026」で大きく取り上げられたのがビリヤニです。インドやパキスタンの炊き込みご飯で、複雑なスパイスの香りが特徴。すでにスパイスカレー専門店では定番メニューとなっており、大阪・関西万博でも長蛇の列ができるほどの人気です。

キッチンカー適性:事前に炊き上げておけば、盛り付けるだけで提供可能。カレーと同様のオペレーションで導入しやすく、「スパイスカレーの次」を探しているお客様に刺さります。

【注目トレンド②】フュージョン薬膳〜おいしく健康に〜

中医学に基づく薬膳の考え方をベースに、和食やイタリアンなど様々な料理ジャンルと融合させた新しい食のスタイルです。2025年には薬膳をテーマにしたドラマも放送され、注目度が上昇しています。

キッチンカー適性:「体にいいものを美味しく食べたい」というニーズに応えられます。薬膳カレーや薬膳スープ、薬膳茶など、既存メニューに「薬膳」の要素を加えることで差別化が可能です。

【注目トレンド③】一汁三菜ボウル〜自分をいたわる食事〜

一つの器に主食・主菜・副菜・汁物の要素をすべて盛り込むスタイル。単身世帯の増加を背景に、「自分のために作る、自分をいたわる料理」へのニーズが高まっています。

キッチンカー適性:丼ものの進化形として導入しやすいスタイル。「栄養バランスが良くて、見た目もおしゃれ」という点をアピールすれば、健康志向の女性客を中心に支持を集められそうです。

【注目トレンド④】煮込まないスープ〜暑い夏に対応〜

記録的猛暑が続く日本の夏に対応した、火の通りやすい食材にサッと火を通すだけのスープスタイル。タイの「トムカーガイ」など、東南アジアの食文化が参考になります。

キッチンカー適性:調理時間が短く、夏場でも作りやすいのがメリット。あっさりとした味わいで暑い日でも食べやすく、夏メニューの新定番になる可能性があります。

【注目トレンド⑤】グルテンフリー・米粉メニュー

健康志向の高まりに加え、国産米粉への注目も集まっています。米粉パンケーキ、米粉クレープなど、グルテンフリーかつ国産食材を使ったメニューが支持を集めそうです。

キッチンカー適性:既存のクレープやパンケーキを米粉に置き換えることで、「グルテンフリー対応」という付加価値をつけられます。もちもちとした独特の食感も差別化ポイントになります。

【注目トレンド⑥】五感を刺激するメニュー

味だけでなく、食感・香り・見た目・音など五感を刺激するメニューへの注目が続きます。「ザクザク」「ふわふわ」「とろ〜り」など、食感を楽しめるメニューがSNSでも話題になりやすい傾向です。

キッチンカー適性:クレープの中にパリパリのクッキーを入れる、からあげの衣をザクザクにするなど、既存メニューに「食感」の要素を加えることで話題性を高められます。

【継続トレンド】2025年人気メニューの定着

10円パン、韓国風ホットドッグ、フルーツサンドなど、2025年に人気を集めたメニューは2026年も引き続き支持を集めると予想されます。一時的なブームではなく、キッチンカーの定番メニューとして定着しつつあります。

6. キッチンカーで成功するメニュー選びのポイント

トレンドを押さえることも大切ですが、キッチンカーで安定した利益を出すためには、以下のポイントを意識したメニュー選びが重要です。

ポイント①:原価率は30%以下を目指す

キッチンカーは売上規模が限られるため、原価率の管理が利益に直結します。食材費に加えて、容器代や消耗品費も含めて原価を計算しましょう。

ポイント②:提供時間は5分以内

特にランチタイムは時間との勝負です。注文から提供まで5分以内を目標に、オペレーションを組み立てましょう。事前仕込みの徹底がカギです。

ポイント③:トッピングやセットで客単価アップ

ベースメニューの価格は抑えつつ、トッピングやドリンクセットで客単価を上げる仕組みを作りましょう。「ちょい足し」の選択肢があると、お客様も選ぶ楽しさがあります。

ポイント④:出店場所に合わせたメニュー構成

オフィス街ならボリュームのあるランチメニュー、イベントなら食べ歩きしやすい軽食、住宅街なら家族で楽しめるメニューなど、出店場所のニーズに合わせることが大切です。

ポイント⑤:看板メニューを1つ決める

「あのお店といえばコレ」という看板メニューを持つことで、お客様の記憶に残りやすくなります。あれもこれもと手を広げすぎず、まずは1つのメニューで勝負することをおすすめします。

ポイント⑥:SNS映えを意識する

お客様が写真を撮りたくなるような見た目の工夫は、無料の広告効果を生み出します。盛り付けや容器のデザイン、背景となる車両の装飾にもこだわりましょう。

7. まとめ

2025年のキッチンカー人気メニューを振り返り、2026年のトレンド予測をお届けしました。

【2025年の傾向まとめ】

  • 定番メニュー(クレープ、からあげ、たこ焼き、カレー、ケバブ)は引き続き安定した人気
  • 韓国グルメ(10円パン、ハットグなど)が若年層を中心に大ヒット
  • SNS映え重視のメニュー(フルーツサンドなど)が話題に
  • ヴィーガン・健康志向メニューの需要が増加

【2026年の注目トレンド】

  • ビリヤニ(スパイスカレーの次として注目)
  • フュージョン薬膳(おいしく健康に)
  • 一汁三菜ボウル(自分をいたわる食事)
  • グルテンフリー・米粉メニュー
  • 五感を刺激するメニュー(食感重視)
  • 2025年人気メニューの定番化継続

キッチンカーのメニュー選びは、トレンドを取り入れつつも、自分の強みや出店場所のニーズに合わせることが大切です。この記事を参考に、お客様に喜ばれるメニュー作りにお役立てください。

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